2005-01-01から1年間の記事一覧

ヴェジタリアン

皆さんの周りには、ヴェジタリアンがいるだろうか? もちろん、あなた自身がそうである可能性もあるだろう。御存じの通り、ヴェジタリアンとは日本語で菜食主義者と言われる人たちのことで、おおまかな定義をするとすれば、倫理的、宗教的もしくは健康上など…

うれしいもんはうれしいの。

今年も街が、イルミネーションでキラキラして来た。クリスマスの到来だ。よく、「日本人はキリスト教とは何の関係もないくせに、クリスマスだけは大騒ぎする。クリスマスがなぜ目出たいかも理解せずにあんな風に、日本流だか商業主義だか知らぬが、めちゃく…

京都紀行

親がドイツで世話になっている初老の夫婦に案内役を頼まれ、京都に行って来た。この年にして初京都である。初めて行くのに案内も糞もないが、日本語も英語も出来ない二人にとっては、心強いものがあったのだろう。四泊五日の京都旅行の記録を記しておくこと…

9月26日の日記について、お詫び申し上げます

2005年9月26日付けの日記は、あまりにも内容が主観的過ぎたこと、また、関係者の方に多大な迷惑をおかけしてしまったこと、この二点を理由に、削除させていただきました。

Ichiro as a super man!

イチローが神がかって来た。テレ朝の「Get Sports」とか言う番組でインタビューに応えたイチローは、今シーズンを振り返って、こう分析する。 今年の4月は「打率が高すぎた」。3割5分6厘。4割を本気で狙う男にしては、この発言は意外だ。しかしイチローにと…

イスラム・フォビア克服のために

世界史のレポートを改訂。 イスラム教にキリスト教、ユダヤ教。「同じ一つの神」を信じるとされる、これら三つの宗教の関係と、成立の系譜はいかなるものなのだろうか。 まず、成立した順番だが、ユダヤ教はこの中で最も古い宗教で、その成立は紀元前6世紀に…

珍しく、アルバイトしてます

最近、近所の小さな託児所でアルバイトを始めた。親の知り合いが個人宅でやっていて、預かる子どもは今のところ、多くて4人。3歳、1歳5ヶ月と1歳2ヶ月、それに6ヶ月の赤ちゃん。全員女の子で、一人っ子。週一回、それも午後の3時間しかいないため、二回目で…

成瀬映画の備忘録 

●『妻』1953。林芙美子原作。上原謙と高峰三枝子が夫婦。 倦怠期を迎えた夫婦。夫が安月給なため、二階は間借りにし、妻は内職に励む。二人の仲は冷めきっており、妻が夫に持たせる弁当は毎日同じ。夫はやがて、会社にいた未亡人と不倫関係に陥る。この二人…

不可能な要求

母親というのは、不可能な要求を当然のように突き付ける。例えば今さっき、ゴキブリが羽ばたくのを見て、「ぎゃぅぁー」と奇声を発した私に、「そんな大きな声出さないでよ」と冷たく言ってみせた。彼女が言わんとしているのは、「ゴキブリが突然羽ばたくの…

講演のお知らせ

これは行っておくべきなんだと、私は勝手に思ってる。『哲学と精神医学のあいだで ―ラ・ボルド精神クリニック院長 ジャン・ウリ氏を囲んで―』 日時:8月8日 13時から17時 場所:明治大学駿河台校舎研究棟2階 第9会議室(リバティータワー裏) 入場無料、予…

アラビア科学について

世界史のレポート一つ。 (注)とあるのはすべて、図説 科学で読むイスラム文化作者: ハワード・R.ターナー,Howard R. Turner,久保儀明出版社/メーカー: 青土社発売日: 2000/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見るか…

弦楽器専門店

マリオルッチというお店。渋谷にある。ネットで検索しても営業時間が出て来ず、非常に不便だったので、自分のメモも兼ねて紹介しておこうと思う。場所はyahooで検索すればいい。弦が常に、20〜30%offだとか。 営業時間 平日・土曜:11時〜20時/日曜・祝日…

犬ネタ追加

オーストラリア各地で、どう猛な犬種を抹殺しようとする目的の法案が審議中、もしくは通過したとか。多分、犬が何ものかに危害を与えた事件が起きて、犬を知らぬ者たちが「どう猛な犬なんて存在しちゃいけない!」と騒ぎ始めたんだろう。冗談じゃない。無責…

最も醜い犬

「最も醜い人間」という強烈な人間像を描き出すニーチェ。あれはあれで、言葉だけでもう打ちのめされるかのようだけれど、「最も醜い犬」は、心に癒しがたい傷を遺していく……。スクロールすると、画像が見られる。http://abcdane.net/blog/archives/200507/u…

カトリーヌ・マラブー 「わたしたちの脳をどうするか」

7月5日(火)、何の予備知識もなく、「デリダの弟子が、脳について話す」とだけ聞いて、カトリーヌ・マラブーという人の講演会に行ってきた。チラシによると、マラブーは、「脳科学との哲学的対話を通じて、現代資本主義の理論に対抗する、自ら形を与える-形…

ウクライナの民主化

「ウクライナの民主化」だなんて、全くもってタイムリーではないけれど、最近「民衆が独裁的権力を打ち倒し、民主主義を手にする」という「民主化の波」が世界各国でたっている。モザイク国家と言われるレバノンも、詳しいことは調べていないので分からない…

「本屋で何買ったと思う?」 「本。」 「違うから聞いてんの。ヒント、紙製品。」 「……。」 「ちょっと、無視してんの? そいとも、諦めの境地?」 「なに?」 「だから紙製品。」 「だから本でしょ?」 「違うってば。本じゃない紙製品。どの家にも必ずある…

ニーチェを読もう!

JR西日本、福知山線での脱線事故から三週間ほど経った。始めの数日は毎日のように新聞の一面の見出しを増える一方の死者数が飾ったが、気付けば被害者の数が完全に把握されてからというものの、事故後のJR西日本の社員らの、次々と明るみに出る軽率な言動の…

 [刺身その他]、バカに成ること

昨年(2004年)11月に書いた文章。 両親が不在なのを良いことに、我が家で餃子・お好み焼きパーティーなるものをやり、その翌日の夕方、うちに泊まっていった二人の友人――酒を呑み多弁になった私の蘊蓄に耳を傾けてくれた愛すべき人たち――を駅まで送り届けた…

前回の『衝撃、あるいは闖入物としての芸術』の訂正・補足。

「デュシャン展のグッズ売り場を少し見たのだが、デュシャンのサインのステッカーがあった。「これを貼りさえすれば、あなたの周りの物は何でもデュシャンの作品になります」と言うことだろう。」 と書いたのだけれど、厳密には、売られていたステッカーは「…

衝撃、あるいは闖入物としての芸術

芸術が何なのか、よくわからない。美に関係のあるもの、何か高尚なもの、びっくりするくらいに高い値がつくもの、難しくて意味不明なもの。前衛芸術と言われるようなものを前に、「あんなもの芸術じゃねぇ」と悪態をつく、“本物の”芸術を知ると主張する者た…

イラクをめぐる考察

イラクの首都バグダッドで拘束された、ローマの日刊紙"Il Manifesto"の記者、ジュリアナ・スグレーナ氏が3月4日、一ヶ月ぶりに解放された。(余談だが、彼女はドイツの週刊新聞"Die Welt"の記者でもあるそうだ。)だが彼女の無事を喜んだのも束の間、彼女は…

Firefox導入のために

ゼミの先生が教えてくれたFirefox。非常に使い勝手がいい。こんなに便利なもんだから、是非とも多くの人に使ってもらいたいと切に願っている。そこで、まだFirefoxを導入していない人や、「Firefox入れたけど、何がいいか全然わかんないんだよね」というタイ…

パレスチナ問題

アッバスとシャロンが停戦の「宣言」をした。しかし、スマトラ沖地震を巡る各国政府の寄付の「表明」と同様、「宣言」が実際にどれだけの効力を持つかは疑問に附されたままである。私は今回の「宣言」がパレスチナとイスラエルの和平に繋がるとは思わない。…

初・変異型クロイツフェルト・ヤコブ病

BSEが原因とされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者が日本国内で初めてでた。海外、特に一番変異型が多いイギリスに行ったことのある人なんて、日本には腐る程いるわけだから、「ついに出たか」という感じだ。けど、「1989年頃、英国に1カ月の渡航…

ダイエット、、、

ここ一年程のことだろうか、アメリカで末恐ろしいダイエットが流行っているそうだ。たまたま目にしたアメリカのドキュメンタリーでこのことを知ったのだが、その名は「低炭水化物(ロー・カーボ)ダイエット」。考案者の名前から「アトキンス式ダイエット」…

イスラム社会と西洋社会の軋轢の源泉

「世界史B」という授業の課題レポートの一つに少々手を加えてみた。手を加えていたら細かいミスをいくつか発見して、結構悔しい。出す前にちゃんとチェックすればよかったなぁ。参考資料は2004年度後期「世界史B」の授業ノート。どうして「イスラム」vs「西…

「君が代」

1999年8月、日の丸を国旗、君が代を国歌と定める法律「国旗・国歌法」というのが可決されたそうだ。今までは慣習的に国旗や国歌として使われてきた日の丸や君が代を法的に認めた法律だという。これを機に、公立の小・中・高校における学習指導要領の入学式や…

iPod購入の前に、、、

iPod、大人気である。私もiPod miniを愛用している。確かに、素晴らしい機器だ。だが思っていた通りに全てが進まないというのも事実である。iPodに関しては、何かと良い面のみが強調されているように思うので、少し逆のことをやってみてもいいのではないかと…

愚行、愚行っていうけどさ

年末から年始にかけて、郵便局で年賀状仕分けのバイトをした。社会性の無い私には、接客や電話応対などといった不特定多数の人間との接触がないこのバイト、かなり向いていたようだ。なんせ相手は担当の職員一名と、何千枚もの葉書のみ。それらの宛名と番地…