ドキュメンタリー

戦乱のイラクを垣間見る

去年(2005年)に書き始めた文章。仕上がっていないのが一杯あって、むずむずするなぁ。 戦後60年。奇しくも衆議院選挙で、「普通の軍隊」を持とうという方針の自民党が圧勝したこの年から、一体あと何年の間、「戦後」の「戦」が「第二次大戦」を意味してい…

『大人が作る“子どものための”遊び場』

http://www.fujitv.co.jp/nonfix/library/2005/447.html 「最近の子ども」は、創造性を失っている。遊び相手と言えば、生身の人間でなくて機械。そんな子どもたちに、自由に好きに遊べる空間を用意しようと奮闘する「大人」がいる。例えば、フリーパークとい…

「見る」こと、「出会う」こと

■空振りする援助 絶対にやってはならないし、実現することもないし、提案するだけで後ろから誰かに刺されることになるかもしれないが、一度だけやってみたい実験がある。国際規模の食糧支援を三日ほど、完全にストップさせるのだ。結果の予想;殆ど何も変わ…

イラクをめぐる考察

イラクの首都バグダッドで拘束された、ローマの日刊紙"Il Manifesto"の記者、ジュリアナ・スグレーナ氏が3月4日、一ヶ月ぶりに解放された。(余談だが、彼女はドイツの週刊新聞"Die Welt"の記者でもあるそうだ。)だが彼女の無事を喜んだのも束の間、彼女は…

パレスチナ問題

アッバスとシャロンが停戦の「宣言」をした。しかし、スマトラ沖地震を巡る各国政府の寄付の「表明」と同様、「宣言」が実際にどれだけの効力を持つかは疑問に附されたままである。私は今回の「宣言」がパレスチナとイスラエルの和平に繋がるとは思わない。…