犬ネタ追加

 オーストラリア各地で、どう猛な犬種を抹殺しようとする目的の法案が審議中、もしくは通過したとか。多分、犬が何ものかに危害を与えた事件が起きて、犬を知らぬ者たちが「どう猛な犬なんて存在しちゃいけない!」と騒ぎ始めたんだろう。冗談じゃない。無責任な飼い主が存在したり、不運な事故が生じることがあるのは事実だが、犬種そのものの否定だなんて、やり過ぎとしか云いようがない。だけど、同じようなロジックがそこら中でまかり通っていることには注意が必要だ。一つ、二つの“特異な”事件をきっかけに“一般”論が形成される。
 無論、一般論を述べることが好きな人の口を塞ぐことは出来ないし、やらないしやりたくもない。だけれども、一般論という名の定規を、全ての犬ないしは飼い主にあてるなどというのは、余りに暴力的すぎると言わねばならない。(まぁ、法律だの規則ってもんは多分にそういうもんで、だからこそ法制化というのは恐ろしいのだが。)(この暴力性に多くの人びとが気付けば、世の中もう少し緩くなるだろうに。)
 だが、まだ救いはある。この凄まじい暴力に抵抗すべく、一人の飼い主が立ち上がった! 以下のページを御覧あれ。

http://abcdane.net/blog/archives/200507/likepoodle.html