哲学・思想

卒論;無国籍者、現代のノマドとしての

卒論。註をはてな掲載用の形式にするのが面倒くさいので、文献リストを一番最後につけます。

公開セミナー:「ミシェル・フーコー使用法 Michel Foucault, mode d'emploi」

慶應義塾大学教養研究センター主催公開セミナー「ミシェル・フーコー使用法 Michel Foucault, mode d'emploi」 日時:2006年6月20日(火)17:00〜19:00 会場:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎 シンポジウムスペース(1F) ※仏語通訳つき 協力:在日フラ…

ジャン=リュック・ナンシー「身体をめぐる省察」

本日、早稲田大学文学部フランス文学専修室主催の講演会、ジャン=リュック・ナンシー氏「身体をめぐる省察」に行って来た。前日の日仏学院(飯田橋)での講演は満員で、通訳を聴く機械ももらえず、留学したてのころを思い浮かべながら、知りもしないフラン…

振り返るシリーズ vol.2〜ニーチェ

卒論で引用しようと思ってとっておいたメモ。 ニーチェ(1844-1900)の文章にみる、「国家」や「近代」。いやはや、何時読んでもニーチェの鋭さやパワーには圧倒されてしまう。 戦後のフランスには、信じられない程多くの素晴らしい哲学者が誕生した。そして…

大学生活を振り返る vol.1〜フーコー

テストの課題:フーコーが分析した「一望監視装置」(パノプティコン)とその効果としての「近代的主体」について説明しなはれ。 テスト対策用に授業の内容をまとめた文章に加筆。参考文献はミシェル・フーコー『監獄の誕生』。2年前、ゼミに入るために、朦…

カトリーヌ・マラブー 「わたしたちの脳をどうするか」

7月5日(火)、何の予備知識もなく、「デリダの弟子が、脳について話す」とだけ聞いて、カトリーヌ・マラブーという人の講演会に行ってきた。チラシによると、マラブーは、「脳科学との哲学的対話を通じて、現代資本主義の理論に対抗する、自ら形を与える-形…